対象年齢: 5才以上
ダイヤブロックのDIA DROIDS(ダイヤドロイド) D-HEADシリーズ3機種です。
この製品の特徴は、飛行機や戦車、動物などの形状からロボットに変形できる点です。
また、製品を購入して期間内(2000年9月14日〜11月15日)に応募マークを送付すると、抽選で「ダイヤドロイドオリジナルケース」と、応募者全員に3体合体ドロイド「ギガンティス」の組み立て説明書とスペシャルカードがもらえます。
このシリーズの中心となる、「D-HEAD(ディーヘッド)」についてレビューを行います。
パッケージは日本人向けらしいアニメチックな感じになっています。
「<ダイヤドロイドとは> 世界的ソフトメーカー「KANY」によって作られた電脳空間格闘ゲーム。自分でカスタムしたロボット<ダイヤドロイド>を、電脳仮想空間<D.Dワールド>で操縦して対戦する。パイロットは<D.Dワールド>で実際に<D.D>を操縦している様な感覚を味わうことが出来る。....」
という具合に、ダイヤドロイドは、ゲーム中のバーチャルロボットという、今風の設定になっています。いわゆるバーチャロンやレザリオンのような設定ですね。
ちなみに、ディーヘッドのパイロット、タケルの人物設定も書かれており、「熱血ファイターだが意外に冷静。チームのリーダー」となっています。
中箱の中に、ブロックの入ったビニール袋などがそのまま入れられていて、パッケージにはあまりお金をかけていないようです。
内容物は、ビニール袋に入ったブロックと、組み立て説明図、データカード、ロボットに貼るシールとなっています。
データカードのような、トレーディングカード的な展開は最近の流行と言えるでしょう。
図版は3DCGを使用し、陰影の付いた美しいものです。
前の手順で組み立てたブロックは、目立たない色で表示して、分かりやすく表示しようという姿勢が感じられます。
こちらは裏面です。一番下に、パーツリストが掲載されています。
しかも、バイクに乗ったままなのです。
結構、格好良いロボットです。しかも、ちゃんと変形します。
それでは、ドロイドモードから、ジェットモードに変形してみましょう。
変形にあたり外す部品は、バイクに乗ったタケルと、股間のブロックだけです。
黒いブロックが外されたのが分かります。
腰にあったブースター部分を後ろから機体後部に持ってきて出来上がり。
マイナスねじのようになっているパーツが、D-HEADの変形の鍵となるジョイントパーツです。
特に、足の部分片方で3つと、非常に多用しています。
ジョイント部品です。ひとつのパーツで、左右と回転の2自由度あります。
これは、ブースター部のウイングです。ポッチの間に差す形状になっています。
変形が楽しく、フォルムも格好良いので、かなり出来の良いモデルだと思いました。
但し、説明書通りに作るのは意外と難しく、対象が5才以上となっているものの、小学校の低学年などでは、ちょっと厳しいかなと思いました。