ひだまりの民 レビュー

製品名: ひだまりの民 クリスマスタイプ
メーカー: トミー
希望小売価格: 1,200円 (2002年11月23日に銀座博品館で1,200円で購入)
公式ホームページ: のほほん族のホームページ http://www.tomy.co.jp/nohohon/

トミーのひだまりの民は、太陽電池によって首を振る人形です。

電池を使わない為、販売店ではパッケージの中で首を振るひだまりの民をみかけます。

少ない電力でどのように頭を動かしているのか気になっていたので、購入して 分解することにしました。

まずはパッケージ外観。数種類のバリエーションがありますが、これはクリスマスタイプです。

後ろはこんな感じです。

「ひだまりの民」は基本的に「のほほん族」シリーズのひとつです。

他に「はなうたの民」という歌う人形があります。 これは「原人コッツ」(発売: ビーアイ 現在の メガハウス) のような玩具です。

底には、頭のストッパーが操作できるようになっています。
このストッパーをスライドすると、光が当たっても頭が動きません。

出荷時には頭は固定されているはずです。

全内容物です。

説明書、メッセージカード数枚、アンケートはがきです。

トナカイとひだまりの民の間にメッセージカードをはさんで立てることができるのです。

で、これが製品です。高さ10cm程度です。

見ているとちょっとしあわせな気持ちになれる面構えです。

頭は1秒程度で1往復、左右に動きます。ちょっとウザいです。

左後方よりの画像。不思議な物体に見えます。

底。ストッパー以外に操作するところはありません。

では、早速底を開けてみましょう。上が製品の前方になります。

太陽電池の裏にスポンジがついてます。右下に基板があります。

基板と頭を往復させている部分のアップです。

電磁石を使用しています。頭は首のあたりに回転軸があり、振子のおもり(緑色の部分) には磁石が入っています。側壁に固定されたコイルに定期的に磁力が発生して振子が 往復するようです。

基板の表側です。コンデンサ、抵抗、トランジスタのみのシンプルな回路です。


2002 Akihito Fukunishi