電池を使わない為、販売店ではパッケージの中で首を振るひだまりの民をみかけます。
少ない電力でどのように頭を動かしているのか気になっていたので、購入して 分解することにしました。
まずはパッケージ外観。数種類のバリエーションがありますが、これはクリスマスタイプです。
「ひだまりの民」は基本的に「のほほん族」シリーズのひとつです。
他に「はなうたの民」という歌う人形があります。
これは「原人コッツ」(発売: ビーアイ 現在の
メガハウス)
のような玩具です。
底には、頭のストッパーが操作できるようになっています。
このストッパーをスライドすると、光が当たっても頭が動きません。
出荷時には頭は固定されているはずです。
説明書、メッセージカード数枚、アンケートはがきです。
トナカイとひだまりの民の間にメッセージカードをはさんで立てることができるのです。
見ているとちょっとしあわせな気持ちになれる面構えです。
頭は1秒程度で1往復、左右に動きます。ちょっとウザいです。
太陽電池の裏にスポンジがついてます。右下に基板があります。
電磁石を使用しています。頭は首のあたりに回転軸があり、振子のおもり(緑色の部分)
には磁石が入っています。側壁に固定されたコイルに定期的に磁力が発生して振子が
往復するようです。
基板の表側です。コンデンサ、抵抗、トランジスタのみのシンプルな回路です。