製品名: RCベイブレードドラグーンV2 ハイパワーカスタム
メーカー: 株式会社タカラ
発売日: 2002年11月16日(11月23日購入)
希望小売価格: 3,980円

RCベイブレードは、ベイブレードをラジコンでコントロールできる製品です。

現在4種類の製品パッケージがあり、 このドラグーンという製品には27、35MHz、ドランザーという製品には45、57MHzの 周波数がそれぞれ割り当てられています。

ドラグーンのほうが攻撃型のようです。

パッケージの裏です。コントロールの仕組みが説明されています。

要は軸が回転するだけなのです。

ベイブレードはすり鉢状の「ベイスタジアム」で遊びます。 軸の片側に床が当たるため、通常はその中を一定方向に大回りするのですが、RCベイブレードでは回転方向を変えたり 加速したりすることができるのです。

ちなみにベイブレードは製品によって回転方向も決められています。この製品は 「右回転」です。

斜め上から見たところ。結構厚みがあります。

驚いたことに、パッケージ裏の右下に 「機構案協力 ジェノイド・プロトデザイン」と記述があります。 つまり「ドリームフォース01」も開発した、 張兄弟(張仁誠、仁定の会社 XENOID PROTODESIGN)が今回も関わっていたということです。

内容物一覧です。

ちなみに、コマの事を「ベイブレード」、コマを回す装置を「コントロールシューター」、引っ張るヒモ(?)は「NEOドラゴンワインダー」と名づけられています。
その他、ステッカーと説明書、アンケートはがきが添付されています。

コントロールシューターはグリップに単3電池を2本セットします。

銃口の部分には充電用のコネクタがついてます。

銃口部分のアップです。充電は80秒程度です。 実稼働時間は書かれていませんが、同じ時間程度は動いているようです。

電波の距離は80cm以内で遊ぶように薦めています。

コントロールシューターの左側部分。電源スイッチがあります。

引き金(コントロールトリガー)を引くと加速モード、押しやると逆回転モード になります。

撃鉄部分や、左側にある円盤状のものは飾りです。

ベイブレードの「ブレードベース」部分。つまりウザい上部分(「ビットチップ」、「アタックリング」)を外した状態です。

裏側。黄色い軸部分にはスプリングが入っているようで、押すと弾力があります。

充電中の姿。

シューターにセットした姿。

この状態でNEOドラゴンワインダー(なんじゃそりゃ)を引くと、コマが落ちて 回ります。

じゃあ楽しい分解に取りかかります。

シューター部分は簡単に取れます。

コントローラを開いた状態。

基板部分周辺。

パーツの一部がホットボンドで接着されているので、完全にはバラバラにできません。

基板をの裏側を隙間から覗いた状態。抵抗、コンデンサ、ダイオード、トランジスタ など。

引き金からのリンクはマイクロスイッチに繋がっています。

基板アップ。「FORCE」というのは「DREAM FORCE」と関係あるのでしょうか。

ではコマのほうです。

フタは簡単に外れます。ニッケル水素電池があります。基板は衝撃を和らげる 為か、シリコンのカバーで覆われています。

フタの裏にはアンテナがあります。

シリコンのカバーをはがしたら基板が現われました。

モーターを外したところ。

モーターの先に緩衝機構付きの軸が繋がっています。

このように軸先が縮んで衝撃を吸収します。

若干、軸がグラグラするので安定感はいまひとつ。

基板はこのようにシリコンゴムのカップに収まっています。

基板の上部分。こちらにもFORCEの文字が。

裏部分。まったく分かりません。小さすぎ。


2002 Akihito Fukunishi